「悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと」を読了。
あらすじは、
『ネコは、ごはんを何日食べなければ死にますか?』とあ
るパチンコ店の前に置かれている一冊の「里親探しノー
ト」に、そんな奇妙なことが書かれてあった。ただなんとなく生きている店員の五郎、現実逃避している常連客たち…。この一冊のノートにより、それぞれの運命の歯車が動き出し、生きる意味と向き合うこととなる。
(Bookデータベースより)
全部で266ページ。
テレビでファンタジードラマを見ているような感じで、スイスイ読めます。
私は2時間ほどで読み終えました。
なんでこんなにスイスイ読めるのかな?と思っていたら、
著者の瀧森さんは、放送作家で「奇跡体験、アンビリバボー!」の脚本を手掛けているそう。
道理で、人を泣かせるツボを心得た、話の持っていき方が上手な訳だ。
読んでいて、ついつい涙がこぼれてしまう箇所が2箇所ほどありました。
猫をモチーフに、お金や家族との関係について、どのように考え、どのように立ち向かっていくべきか?
登場人物たちの考えや行動に、共感できる部分もあり、本当に大切なものは一体何か、考えさせられます。
ただ少し最後は、話のネタが分かってしまう流れだったので、そこはマイナスかな?
でも読んでいて、ホッと心暖まる幸せなお話でした。
0 件のコメント :
コメントを投稿