ピースの又吉直樹の小説「火花」が芥川賞にノミネートされました。
先月、三島由紀夫賞を、その「火花」と争い、受賞した作品が
「私の恋人」 上田岳弘(著) 「新潮」 2015年4月号掲載
です。
先日、それを読了したので、その感想を少し。
導入部が少し読めるので、興味のある方は、こちら
普段、純文学を読まない私だが、最後の終わり方は
「こんなのあり!?」
と思ってしまうものでした。
クロマニヨン人の私、第2次大戦時のユダヤ人の私、そして現代日本人の私、
原始時代からの「私」の意識を忘れずに持っている私が、ついに
太古の昔から夢見た「私の恋人」に出会った話です。、
主人公の過去の記憶を忘れずにもっているという設定は
面白いと思いましたが、「その設定を活かしきれなかったかな~」という
感想です。
個人的には、星二つ☆☆(5点満点中)かな。
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