30日間、水以外を摂取しない「不食」を続けていた俳優の榎木孝明(59)が 18日夜、不食を終え、都内のホテルで30日ぶりに食事した。
タモリさんを始め、有名人でも一日一食で過ごす人や少食の人は珍しくありません。
最近では、小食や不食をテーマにした本も数多く出版されています。
今回、不食後のインタビューでは
「絶食、断食ではない。 食べなくても生きられることを自分の体で科学的に調べてみたかった。 不思議ですが一度も空腹感はない。 心地良い満腹感に満たされているような。 苦痛を探してもないんです」
と答えられていましたが、「空腹感がない」って、どういうこと!?
丸1日食べなきゃ、私は腹ペコでヘロヘロになり倒れること間違いなし!
しかし不食を達成した後には、どのようになったのか。 インタビューで、
「集中力が増し、本を読むスピードが格段に速くなった。
睡眠も深くなり、4時間眠ればすっきり。
腰痛も消えた。 理由はまだ分からない。
でも、眠っていた自浄作用が一斉に目覚めた感覚。 運動時も胸式呼吸が腹式に。
スタミナが増しました」
と答えています。
なんか、すごいよね~。 仙人にでもなったみたい。
たぶん、こうした不食や小食を実践できる(してもいい)人 というのは、
年齢をある程度重ねた人、具体的には50代以降、たぶん60代前後の方
しか実践できない、と思います。
やはりいくら集中力が増して、本を読むスピードが増すといっても
10代や20代の新陳代謝が活発な若者は、一日3食をきちんと食べて体をつくることが
仕事であり、この人たちが不食や小食を真似をしても体調を崩すだけでしょう。
でもアラフィフや還暦前後の方になれば、代謝機能も衰え、 もう体をつくる栄養素も
それほど必要はなく、むしろ体内の余分なモノを排出するために、 こうした小食が
認められるのかも知れません。
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